cvl-robot's diary

研究ノート メモメモ https://github.com/dotchang/

SOHOや研究室に購入しておくべき備品のメモ

新年度に向けて購入しておくとよい物品リストをまとめます。

1.プリンター複合機

CANON Satera MF726Cdw

キヤノンのカラーレーザー複合機は、設置面積が小さくて素直なデザインなのがとても良いです。
A4カラーレーザープリンタ、600dpiスキャナ、両面対応ADF付き、FAX、有線無線排他接続ネットワーク機能などが使えます。
購入後、機器登録をすることで1年間の保守サービスを受けることができます。
この機種シリーズの弱点は静電気です.大量に印刷したとき,帯電して紙がさばきにくいことがしばしばあります。
機器は安価ですが故障時は返送修理はできないため、サービスマンに出張修理を依頼する形になり、出張料と技術料で2万円が部品代と別に請求されるので高く付きます。
使用頻度が高い場合は、CSP(キヤノンサービスパック)を申し込んでおくのが良いと思います。
3年で38000円、4年で56000円、5年で74000円です。

予備トナーも一式、置いておくと安心です。色はCMYの3色、黒はKの1色です。


シアンC


マゼンダM


イエローY

クロ"K" 2本入り
CANON トナーカートリッジ418VPブラック/2662B008(1箱2本入リ) CN-EP418BK-VPJ

CANON トナーカートリッジ418VPブラック/2662B008(1箱2本入リ) CN-EP418BK-VPJ

純正じゃない安価なトナーも出回っていますが、保守サービスを一切受けられなくなってしまうのでご注意を。

2.シュレッダー

シュレッダーは、ある程度大量に処理できる機種でなければ、必要な時に役に立ちません。
また共用のシュレッダーが用意されている施設も多いかと思いますが、多くの場合、マイクロカットには対応していません。
なので、マイクロカット対応で大量処理ができる機種がオススメです。
アコ・ブランズ・ジャパン(GBC) GCS300DM

3.スキャナー

複合機にもスキャナー機能が付いていますが、速度が遅いため大量にスキャンしたいときには不便です。
貯まった論文誌や要らなくなった本を廃棄する場合、スキャンして電子データにしておくと後悔が少なくて済みます。
定番のPFUScanSnap iX500が速度と品質のバランスが良いので安心です。

裁断機があると、本の自炊が捗ります。
DURODEX 200DXがコミックの厚さぐらいまで処理できるので、多くの種類の書籍に対応できて便利です。

DURODEX 自炊裁断機 ブラック 200DX

DURODEX 自炊裁断機 ブラック 200DX

4.レーザーポインター

プレゼンにも使えるタイプが便利です。赤色レーザーは緑色レーザーに比べて安価です。若干、緑の方が見やすいそうなので、他所と差を付けたプレゼンを志すなら緑がいいかもしれませんね。
でも共用品なら、すぐ無くしちゃうので安いやつで十分です。

5.NAS

研究室の論文やプログラム・データをなくさないためには、共用の大きなストレージを用意しておくと便利です。
特に、年度越しの引き継ぎの際、個別のPCにデータを残しておいたりすると、すぐどこかに行って紛失してしまいます。
5年ぐらいは使うことを考えて、定番のQNAP TurboNAS TS-853Pro当たりが良いです。

QNAP(キューナップ) TurboNAS TS-853 Pro 標準2GBメモリ

QNAP(キューナップ) TurboNAS TS-853 Pro 標準2GBメモリ

中に入れるディスクのクオリティが特に問題になります。
経験上1年で故障するので、シーゲートは選んではいけません。WDも赤はOKですが、緑や青ではいけません。お勧めはHGST東芝です。
長期間データを残したい場合、SSDもメインに使うのは避けた方が良さそうです。理由は故障率ではなく、1年ほど通電しないとデータが消えてしまうからです。
HGST 6TB 3年間保証

QNAPと8台のHDDを買うと相当高くなってしまいますが、研究データの価値と見比べて判断して下さい。

少し安価に上げたい場合、ASUSTOR AS3004Tがお買い得です。

これなら総額20万円未満、単価5万程度で収まるので予算上も消耗品で処理できるケースも多いのではないでしょうか。

6.ネット会議用マイク

多点間を繋ぐネット会議も普通に行われるようになっています。ネット会議を成功させるためには、音質が重要です。
以前はPolycomマイクを使っていたのですが故障が頻発したので、YAMAHAに変えました。こちらは安定して使えています。
ヤマハ ユニファイドコミュニケーションマイクスピーカーシステム YVC-300

学生やスタッフも自宅などからネット会議に参加することがあるようなら、ある程度の音質を確保できるヘッドセットを配っておくと便利です。
LOGICOOL USBヘッドセットH390が、周波数帯域20~20kHzを確保していて、音楽を聴ける性能もあるので良いです。
日常的に使ってもらえるものにしておかないと、会議の時に見つからない!とか無駄な時間を使うことになります。ただし、この機種は頭が大きな人には締め付けが強くお勧めできません。

LOGICOOL USBヘッドセット H390

LOGICOOL USBヘッドセット H390

7.空気清浄機

住環境を衛生的に保つことも重要です。
HEPAフィルターだけの空気清浄機よりも電撃ストリーマのような物理的攻撃手段を持っていた方が利きそうです。イオン?なにそれ。

8.プロジェクター

ミーティングや発表練習の雰囲気を出すために、プロジェクターは有効です。
進化が早い分野なので、安くて基本性能のしっかりしたものを選ぶ。これはWUXGA対応。

EPSON プロジェクター EB-U32 3200lm WUXGA 2.6kg

EPSON プロジェクター EB-U32 3200lm WUXGA 2.6kg


追って追加していきます。