MSVCで使うofxZmqのライブラリを更新
openFrameworksでzeroMQを使うとき、このアドオンがとても便利です。
github.com
ただ、添付されているライブラリが古くなってしまっているので、最新版で使えるようにしたいと思います。
zeroMQをMSVCで自前ビルドしようとすると、なんだかトラブルが多く発生して面倒くさそうなので、解決策はvcpkgを使うことです。
zeroMQのインストール
vcpkg install zeromq:x64-windows
includeパスとlibraryパスの指定
zmq.hppをソースの見える場所にコピーする。行儀が悪くてもいいなら、vcpkgのincludeディレクトリE:\vcpkg\installed\x64-windows\includeなど。
\\addons\\ofxZmq\\libs\\zmq\\include\\zmq.hpp --> E:\vcpkg\installed\x64-windows\include
includeパスにE:\vcpkg\installed\x64-windows\includeを加えます。
コピーが済んだらofxZmqのlibsフォルダを全て削除します。
ソースのどこかにライブラリの指定を追加。代わりにプロジェクトのプロパティで指定しても良い。
#pragma comment(lib, "E:\\vcpkg\\installed\\x64-windows\\lib\\libzmq-mt-4_3_1.lib")
zmqのdllファイルを.exeの場所にコピーする。もしくは、パスを通す。
E:\vcpkg\installed\x64-windows\bin\libzmq-mt-4_3_1.dll
vcpkgでEnglish Language Packが無いとか言われてインストールできない場合
Visual Studio Installerを立ち上げて、[変更]ボタンを押して言語パックの英語をインストールする。