cvl-robot's diary

研究ノート メモメモ https://github.com/dotchang/

openFrameworks v0.8(Visual Studio2012版x64)の64ビット化できるかな?(その2)

不足していた64ビットライブラリの入手について

x64版のQuickTimeとglfwSetDropCallbackについてopenframeworksのフォーラムで泣きついたら、助け舟を出してもらえました。

1)x64QuickTimeについて

公式版はリリースされていないので、 @theo's DirectShow video playerを見ると良いかも。

2)glfwSetDropCallbackのソースコードについて

@arturoさんの管理しているhttps://github.com/glfw/glfw/pull/186を見なさい。

とのことでした。

https://github.com/glfw/glfw/pull/186/files#diff-0を見ると、10か所の変更があるようです。リポジトリからソースコードを丸ごと持ってきて上書きしてしまえばいいのでしょうが、手作業でコピペしながらどこが編集されているか確認してみます。

include/GLFW/glfw3.h

SRC / cocoa_window.m

SRC / input.c

SRC / internal.h

src/win32_init.c

src/win32_platform.h

src/win32_window.c

src/x11_init.c

src/x11_platform.h

src/x11_window.c

glfw3.0.4のソースコードをダウンロードしてきて、変更を適用してビルド。

Program Files/GLFWの下にinclude,libのフォルダが出来ている。

glfw3dll.libをglfw3.libに改名。lib/vs/の下にコピー。glfw3.dllをexeと同じ場所にコピー。

 

これでx64版でもドラッグアンドドロップに対応できるようになりました。*1

 

*1:

ファイル名のバッファ長が短すぎて、複数のファイルをドラッグ&ドロップすると、エラーで落ちてしまうことがあるようです。その場合、

src/win32_init.c

src/cocoa_window.m

の1000および1024で指定されているバッファ長を65535などにしておくと改善されます。