cvl-robot's diary

研究ノート メモメモ https://github.com/dotchang/

MugichokoさんのRGB-D SLAM実装、Intel Euclidで動くかな?(その2)Jetson TX2で実行

残念ながら力及ばすで、Intel Euclidでは上手く動かす方法が見つかりませんでした。環境を変えて、Jetson TX2を使って同じ手順で実行してみます。ジオメトリシェーダSurfaceSplatting.geomのファイル名の指定が、小文字になってしまっていますのでLinuxでは…

Finalイヤホンの研究(その3) E4000/E5000の発売日

2017年11月時点のちょっと古い情報ですが、Finalの新しいEタイプのイヤホン E4000/E5000の発売が(台湾では)2018年4~5月ごろに予定されているそうです。ソースは中国語の雑誌(台湾かな?)、潮人物2017年12月號vol.86、です。 books.google.co.jpFinalの…

MugichokoさんのRGB-D SLAM実装、Intel Euclidで動くかな?(その1)コンパイル

面白そうなSLAMの実装が公開されています。ぱっと見、openFrameworksに移植してみたくなる感じです。 mugichoko.hatenablog.com Windowsを開発環境にされているようですが、OpenGLさえ動けばどの環境でも大丈夫そうです。MakefileやCMakeはまだ用意されてい…

Ubuntu16.04LTSのopenFrameworksでPS3EyeCameraを入力にして、ArUco3.0.4を動かす。(その1)カメラキャリブレーション編

ArUcoがVer.3でかなり高速に動くようになったらしい、ということはちょっと前に調べました。ところが、実験環境に使ったIntelEuclidのRGBカメラではフレームレートが上がらず、その実力はよくわかりませんでした。そこで、今回は部屋の隅に転がっていたPS3Ey…

自分用読むべき論文メモ 2018年2月版

[DL輪読会]Deep Reinforcement Learning that Matters from Deep Learning JP www.slideshare.net mugichoko.hatenablog.com Inverse Reinforcement On POMDP from Masato Nakai www.slideshare.net http://lab.cntl.kyutech.ac.jp/~nishida/lecture/psc/no1…

Finalイヤホンの研究(その2)Adagio Vのメンテナンス

Final Adagio Vは、ダイナミック型でステンレス筐体のイヤホンです。 特徴は、 BA型と言われたら信じてしまいそうなぐらいの、E3000を超える、鮮烈な音 (一癖、感じるものの) Finalにしては低音まで伸びていて、ややどんしゃりよりか比較的フラットな周波数…

逆強化学習の勉強を始めるためのリンク集

[0] https://people.eecs.berkeley.edu/~pabbeel/cs287-fa12/slides/inverseRL.pdf [1] 逆強化学習を理解する - Qiita[2] 逆強化学習のC言語による実装 逆強化学習をC言語で実装してみた - mabonki0725の日記 GitHub - mabonki0725/IRL_16cell [3] DNNによる…

Finalイヤホンの研究(その1)E2000/E3000の勧め

Final E2000/E3000は、安くてとても音の良いイヤホンです。気に入りすぎて、耳は2つしかないのに、無駄にFinal[1]のイヤホンを買い集めてしまっています。この中で一番良いと思うE2000を推していきます。 (左上から、F3100, E3000, E2000CS, Adagio 5, Heave…

ArUco 3.0.4を試す

OpenCVのChArUcoを試して、とても便利だということがわかりました。 十分速いのですが、ArUco3.0は速さを追求しているとのことなので気になります。 #そもそもOpenCVに搭載されているArUcoのバージョンはいくつなんでしょうか???(あとでちゃんと調べる…

OpenCV3.4のChArUcoのPoseEstimationを試す

detect_board_charucoのビルド ビルド方法は同様に、 cd ~/opencv_contrib/modules/aruco/samples g++ -o detect_board_charuco detect_board_charuco.cpp `pkg-config --cflags opencv` `pkg-config --libs opencv` 引数 > ./detect_board_charuco Pose est…

OpenCV3.4のChArUcoキャリブレーションを試す(その2)カメラキャリブレーション

キャリブレーションを進めていきます。対象は、シングルカメラのintrinsicパラメータの推定です。ここでは、intel EuclidのRGBカメラを使います。 calibrate_camera_charucoのビルド ビルドは、ボードを作る時と同様にsamples以下にあるソースで行います。 …

OpenCV3.4のChArUcoキャリブレーションを試す(その1)マーカーボードの生成

ARマーカーは、2次元カメラの画像から3次元位置姿勢を特定するために便利なツールです。奈良先の加藤先生のARToolkitを筆頭に、もう随分前に完成して進歩がないものだと思っていましたが、知らない間に少し便利になっているようです。 そのうちの一つ、ArU…

openFrameworksをROSのフロントエンドにする(その3)

出来上がったのがこちら。データさえ拾えれば、ROS関係なくて普通のopenFrameworksの開発作業になります。main.cpp #include "ofMain.h" #include "ofApp.h" #include <ros/ros.h> //======================================================================== int mai</ros/ros.h>…

openFrameworksをROSのフロントエンドにする(その2)

この記事では、Intel Euclidの6DOFシナリオの出力をopenFrameworksで受け取る方法を調べていきます。 ROSメッセージの受け取り方は、紹介記事とチュートリアルでなんとなく理解できました。 しかし、6DOFの正体がいまいちわかりませんので、まずこれから調…

openFrameworksをROSのフロントエンドにする(その1)

Intel Euclidという、デプスセンサーRealSenseにUbuntu PCを搭載した小型で優秀なデバイスが机の上に転がっています。発売後すぐに購入してしばらく放おっておいて、そろそろ使おうかと思った矢先に、発売から半年そこらで、intelから開発中止のアナウンスが…

Intel CPUのUbuntuでopenFrameworksをマイクロソフトのVScodeで開発できるように環境を整える

Windowsでプログラムを開発する大きな理由の一つが、VisualStudioのIntelisenseが優秀で、短期記憶の乏しい頭を補佐してくれることにあります。Linuxで開発環境とかいうと直ぐにvim教信者みたいな人が湧いてきて嫌だったということもあります。 しばらく前に…

新社会人にお勧めしたい買っとけアイテム2018年版

1.壁掛け時計 セイコー クロック 掛け時計 電波 アナログ カレンダー 温度 湿度 表示 茶 メタリック KX383B SEIKO出版社/メーカー: セイコークロック(Seiko Clock)発売日: 2014/04/25メディア: ホーム&キッチンこの商品を含むブログを見る社会人になると、…

自分用読むべき論文メモ 2018年1月版

OptiMo: Optimization-Guided Motion Editing for Keyframe Character Animation (CHI 2018) ロボットのリアルタイム操縦にきっと役立つ。 condensed multipleshooting continuation generalized minimal residual method (CMSCGMRES). 大本の論文はどれ? J…

COIN-ORのIpoptをARMコアCPUのLinux環境にインストール

NVIDIAのJetson TX2で、最適化ライブラリのIpoptを使いたいと思います。 (Raspberry Piでも動くといいなぁ。誰か試したら教えてください。)一般的なインストールの流れは、とてもよくまとまった記事があるので、 d.hatena.ne.jp を参考にしてください。最…

スライディングモード制御の勉強のためのリンク集

スライディングモード制御とは、現代制御の1手法。 今のところのあいまいな理解で説明すると、切換超平面と呼ばれる状態上にシステムの動作が乗ったとき、例えば2つのゲインや入力を高速に切り替えて、その境界線上をすべるように安定解へ導くような、とても…

自分用読むべき論文メモ 2017年12月版

www.youtube.com [79] Seok Hwan Jeong, Young June Shin and Kyung-Soo Kim, "Design and Analysis of the Active Dual-Mode Twisting Actuation Mechanism" in IEEE/ASME Transactions on Mechatronics, vol. PP, no. 99, pp. 1-1 (in press, DOI:10.1109/…

自分用読むべき論文メモ 2017年11月版

脳の基本単位回路を発見 | 理化学研究所 脳の基本単位の物理的な構造が分かったとのことなので、機能解析が進めば、NNのようなモデルでの複製も一気に進むのかな? Marco Tulio Ribeiro, Sameer Singh, Carlos Guestrin, ``"Why Should I Trust You?": Expla…

Dynamical Movement Primitivesを理解したいけど、よく分からないのでとりあえず資料

優しさ順 studywolf.wordpress.com 離散的なdmpについて、実践的で導入的な解説。ソースコード有り。 www.youtube.com ステファンシャールによる講義。 https://infoscience.epfl.ch/record/185437/files/neco_a_00393.pdf 本山の論文。 www-clmc.usc.edu 謹…

自分用読むべき論文メモ 2017年10月版

A. Rajeswaran, V. Kumar, A. Gupta, J. Schulman, ``Leaning Complex Dexterous Manipulation with Deep Reinforcement Learning and Demonstrations,'' arXiv:1709.10087v1 [cs.LG] 28 Sep 2017. 深層強化学習を使って教示による多指ハンドの学習 C. Funk,…

ロボティクス・コンピュータビジョン・VR/MR・機械学習の新鮮な情報元リンク集 2017年10月版

[適当に編集中] 今のところ順番に意味はありません。後で整理するかも。良いページがあったら教えてもらえると、ありがたいです。 Seamless-Virtual Reality News shiropen.com Mogura VR www.moguravr.com 中国語のニュースサイト www.leiphone.com 中国語…

ルンバのワイヤレス制御用XBeeインターフェースを比較的綺麗に作りたいときのメモ

先日、ルンバのROI(ルンバオープンインターフェース)用USBシリアル変換ケーブルを綺麗に作りました、が、移動ロボットにケーブルがあると何かと不便です。 なので、今回はこれをその辺に転がっていたXbeeを使って無線化したいと思います。 1.購入する部品 …

ルンバの制御用USBシリアルケーブルを綺麗に作りたいときのメモ

一年戦争の時のジオン軍よろしく、移動ロボットを闇雲に量産しようという計画を行っています。そういえば、研究室に転がっている(掃除用)ルンバも動かせるはずだと思いだし、ケーブルを作ってテストしてみました。 1.購入する部品 品目メーカー・型番購入…

FPFH特徴量をbinaryファイルに出力

FastGlobalRegistrationのテストデータを自分で作りたいと思います。 github.com PCLに慣れている人ならば問題ないのでしょうが、上記サイトにはFPFH特徴量を出力するサンプルコードの抜粋しか載っていません。 欠けている部分を他のプログラムから探してき…

openFrameworksのshaderでGLSL4.2のatomic counter bufferを使って画素の数をカウントしてみる(その3)

普段使用している開発環境ではnVidiaのグラフィックカードを使用しているのですが、intel製グラフィックスチップの環境にこのコードを持っていくと動かないことが分かりました。 原因を調査したところ、shader側ではなくopengl側のbufferのbindの仕方が問題…

openFrameworksのshaderでGLSL4.2のatomic counter bufferを使って画素の数をカウントしてみる(その2)

大量のatomic counterを使って色分布のヒストグラムを作りたい、と考えたときに普通の発想であれば配列化してしまえば良い、と考えますが、資料[1]によるとshader内でそのような書き方はできない、とあります。 どういうことなのか、見てみましょう。まず、o…